• スマート農業360

世界初!吊るすだけで農作物を高温から守る『すずみどり』の開発で農芸化学技術賞受賞

株式会社ファイトクロームは、2018年より本格販売を開始した商品名『すずみどり』の製品化および、 2008年より神戸大学と開始した 植物の高温耐性に関する共同研究が評価され、公益社団法人日本農芸化学会から「2019年度農芸化学技術賞」を受賞することとなった。

『すずみどり』

【『すずみどり』について】

本商品には、ヘキセナール(緑葉の香り成分)を使用しており、ビニールハウスや温室内に吊るすだけで高温耐対策ができる植物のアロマテラピー。10アール(1,000平米)あたり10~20パックで効果がおよそ1ヵ月持続する。

<こんな時におすすめ>

  • ハウス内が30~35℃を超える時期に

  • 夏だけでなく、外とハウスの温度差が生じやすい3~5月にも効果的

  • 曇天後の快晴時、高温障害がでやすくなる天候が変わりやすい時期に

●標準小売価格:約¥3,700(税別)10パック入袋

※商品詳細はこちら


【研究概要】

地球温暖化の影響が懸念される中、植物が高温条件下にさらされた時に生成する緑の香り成分(2-ヘキセナールおよび類縁化合物)が、高温耐性に大きく係っていることを神戸大学との共同研究で明らかにした。


【ポイント】

  1. 植物は本来、高温耐性機能を持っている。この機能は普段はスイッチがOFFになっているが、高温時にONになる。高温耐性機能をONにする情報伝達物質を特定することで人為的に植物の高温耐性機能をコントロールできるのではと考えたのが研究の端緒。

  2. 高温耐性機能は活性酸素処理によってもスイッチがONになると知られる。そこで活性酸素によって植物内の脂肪酸が酸化されてできる化合物が引き金になっているのではと仮定し、実験により「2-ヘキセナール」がその物質であると突き止めた。

  3. 高温耐性を遺伝子組み換えでないやり方で獲得した。遺伝子組み換え作物に対する受容度が低い我が国では受け入れられやすい。

  4. 植物由来の物質なので作物への処理に抵抗感が少ない。

  5. 協力農家での実証実験でイネ、キュウリ、トマトなどへの効果を確認。

  6. 「植物の高温耐性誘導剤および高温耐性誘導方法」(特許番号5608381)で2014年9月に特許取得済み。

本技術は2014年より実際の圃場試験を開始し、トマトなどの果菜類、葉菜類、花卉類、水稲などの多くの作物で、収穫量が2割程度増収するなどの効果が確認されている。

<関連動画>




【授賞式】

  • 授賞式日時:2019年3月25日(月)9時00分~

  • 受賞者講演:同 13時00分~

  • 場所   :東京農業大学百周年記念講堂(東京都世田谷区桜丘1-1-1)

  • 表題   :作物の高温耐性を高める揮発性バイオスティミュラント「すずみどり」の開発

  • 受賞者  :山内 靖雄(やまうち やすお) 神戸大学大学院 農学研究科 植物機能化学/河合 博(かわい ひろし) 株式会社ファイトクローム

#高温障害 #ビニールハウス

Copyright©Sangyo Kaihatsukiko Inc. All rights reserved.

〒111-0053 東京都台東区浅草橋2-2-10 カナレビル

TEL.03-3861-7052 FAX.03-5687-7744