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農林水産省、世界トップレベルのイノベーションを創出すべく「農林水産研究イノベーション戦略」を策定

最終更新: 2019年4月1日

農林水産省では、農林水産業以外の多様な分野との連携を強めることによりイノベーションが期待できる分野を対象に、その研究開発の方向を示す「農林水産研究イノベーション戦略」を策定した。


【趣旨】

農林水産研究では、生産現場が直面する課題を解決するための研究開発や、地球温暖化の進行など中長期的な視点で取り組むべき研究開発、レギュラトリーサイエンス等について、総合的に推進してきているところである。


このような中、科学技術は日進月歩の進歩を続け、世界に大変革をもたらしている。自動車、医療、物流、エネルギー、バイオ、農業等多様な分野で新サービスが生まれ、戦略の差が国際競争力を左右する時代ともなっている。


このため、科学技術の力を活用することにより、わが国の豊かな食と環境を守り発展させ、農林水産業の国際競争力の強化につなげていけるよう、農林水産研究のうち、特に、農林水産業以外の多様な分野との連携を強めることによりイノベーション創出が期待できる分野を対象として、戦略を策定した。


【農林水産研究イノベーション戦略の概要】

1.世界の中の日本の立ち位置

わが国が抱える課題や、海外・異分野の動き、農業分野におけるわが国の取組について整理。


2.実現を目指す農林水産業・関連産業

イノベーション創出分野を明確化し、その分野での対応方向を提示。


【食】世界に誇るおいしくて健康に良い食づくり

世界に誇る医療と食のデータを連結させ、科学に基づく「健康な食」の解明と、その生産・流通・供給システムを構築

  • 「おいしくて健康に良い食」の科学的な解明

  • 国内外で「健康な食」の生産・流通システムの構築・輸出

  • 医療と食のデータ連携

【スマートフードチェーン】農業現場で快適に働け、ニーズに合致した生産・流通を実現

国が整備するデータ連携基盤、多様なスマート農機群を核に、各社の農機・ドローン・センサ・ソフトウェアが接続し、これらがデータを活用したスマート農業が展開

  • 未来農機等の連結を可能とする標準化

  • センシング、需要・出荷予測等と精密管理技術により生産量や出荷時期を自在に制御

  • 農業データ連携基盤のゲノム・食データベースとの連結

【育種】消費者や現場が求める品種を早く確実に作る

世界トップレベルの遺伝資源とゲノム解析技術を核に「育種プラットフォーム」を形成。民間育種を活性化

  • 画像解析による作物形質の分析・把握システム

  • ビッグデータ(作物の形質情報、ゲノム情報等)の蓄積・活用

  • AIを活用した効果的な育種システム

【バイオ素材/バイオマス】これまで未利用の農林水産資源の活用領域を創出

カイコによる物質生産等、バイオ素材開発・生産プラットフォームを形成

  • 有用生物のゲノム情報の解読・機能解明・情報集積

  • 素材メーカや医薬品メーカとの共同による新素材、動物医薬品の開発

  • リグニン・セルロース等のバイオマス由来素材大量生産技術の開発

3.研究開発環境

挑戦を促す研究支援制度や農業者と研究者の連携促進等、優れた研究開発に必要となる取組を提示。

  • 性能・コスト・品質を同時に意識し、他産業等とも連携した研究開発

  • アワードを通じたベンチャー育成(DARPAモデル)の導入

  • イノベーション戦略を毎年作成


※農林水産研究イノベーション戦略 詳細 >>


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