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ネイチャーダイン、太陽光と空気中の水分から水を抽出するシステムを開発!

ネイチャーダイン株式会社は、独自の自動農業生産システムSoBiC(ソビック)を利用して(電気も機械も使わない)、ソーラー発電システムとそれから得た電力で空気中から水を抽出するシステムを連結させることで、「電源」も「水源」も「農地」がなくても、その場で水を造り、農作物を高効率で生産できるシステムパッケージを開発した。


ソーラー発電システムとそれから得た電力で空気中から水を抽出するシステムは、株式会社ハイパワーおよび同社のグループ会社が有するソーラー発電システムと水生成装置elixir(エリクサー)と連動させた融合ソリューションとなる。



空気中の水分から水を取り出すシステムは昨今の世界的な水不足を緩和する技術として注目されている。たとえば、elixirの小型モデルelixir-100は、家庭用の小型冷蔵庫程度の大きさで、1日100L(消費電力1.3kWh)の水を生成する。


降雨量が非常に少ない砂漠地帯では、海水淡水化装置が多く利用されており、近年、効率化が進んでいるが、それら水生成機の抽出効率がどんなに高まっても、農業用水として利用するには無理があった。


農業生産には莫大な水の量が必要で、人間が利用する淡水の70%は農業用水である。たとえば、露地栽培でトマト1個を作るのに約50リットルの水が必要と言われている。

つまり数百グラムの食糧(農作物)を造るためには数十リットル(数十キロ)もの水を必要となる。


近年ではハイテクを駆使した水耕栽培や植物工場など人工的な循環型の施設栽培も進化しており、露地栽培よりも遥かに水は節約できるようになってきているが、水の節約以上に設備コストや運用コストがかかることが多く、根本的な水不足や食糧不足のソリューションとするには大きな課題があった。


それに対し、SoBiC栽培システムは、電気も機械も使わず、太陽の日射熱を動力源にした非常にシンプルなフリーエネルギー駆動の自律型自活駆動システムである。


テストプラント写真

これにより、植物の生態活性に準じた完全な水の循環構造になり、水の無駄がまったくなく、手間をかけなくても非常に良く育てられる仕組みで、設備コストも運用コストもかからず、人工栽培システムとしては異次元の生産性を確立している。


同社のSoBiCでの栽培実績の中では、中玉トマト1個を育てるのに2リットルもかからない実例もあり、露地栽培での定説と単純比較すると実に95%以上の水を節約できることになる。


その他の農作物を生産するにしても特に技術的な課題もなく、広域の周辺環境や水資源から考えた農業生産効率としては物理的に「従来の農法や農業システムの数十倍」にもなり、空気中の水分から集めた少量の水でも農業生産用として十分に成り立つとしている。


栽培状況の写真:elixirで生成された水が、SoBiCシステムに自動供給され、自動栽培が行われている様子

#水源 #農地 #ソーラー発電

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