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埼玉県深谷市、「DEEP VALLEY アグリテック集積宣言」を発表


埼玉県深谷市は、人口減少社会における農業を軸とした持続可能な社会の実現に向けて、農業にかかわる多様な企業がつながり合い、集積が発生する「アグリテック集積都市DEEP VALLEY」を目指し、アグリテック産業を誘致・集積するために産官学連携による取り組みを推進することを発表した。


またそれに伴い、さる6月27日(木)、大手町サンケイプラザにて「DEEP VALLEY アグリテック集積宣言」記者発表会が開催された。


本記者発表会では、アグリテック集積宣言の発表ならびに概要の説明、「DEEP VALLEY」ロゴの初お披露目会が行われ、また、「DEEP VALLEY アグリテック集積宣言」に全面的に賛同し、支援していく推進パートナーである、「ふかや農業協同組合」「埼玉岡部農業協同組合」「花園農業協同組合」「深谷商工会議所」「ふかや市商工会」「学校法人智香寺学園 埼玉工業大学」「株式会社トラストバンク」「株式会社マイナビ」のそれぞれ代表の方々による挨拶も行われた。


左から内山俊一氏(学校法人智香寺学園 埼玉工業大学 学長)、松本博道氏(花園農業協同組合 代表理事組合長)、今井一二氏(埼玉岡部農業協同組合 代表理事組合長)、石澤清治氏(ふかや農業協同組合 代表理事組合長)、小島 進氏(深谷市長)、村岡正巳氏(深谷商工会議所 会長)、沼尻芳治氏(ふかや市商工会)、須永珠代((株)トラストバンク 代表取締役)、池本博則氏((株)マイナビ 執行役員)

深谷市は、深谷ねぎをはじめ多様な農産物を生み出す一大生産地であり、首都圏の食を支えてきた。しかし農業は、後継問題や技能伝承などさまざまな課題を抱えており、日本の農業の持続可能性が危ぶまれている。深谷市は、この農業を次世代に引き継ぐことができるよう、日本の農業が抱える課題の解決に挑戦する。


記者発表会では、深谷市の農業課題をどのように解決するべきかについては、以下のようなコメントが挙がっていた。


“営農指導者による農業指導を行う”

“収穫の機械化をいかに進めていくか”

“野菜を東京へ出荷する際の高額な運賃”



【推進パートナーの今後の支援について】

●埼玉工業大学

教育・研究陣をはじめ、研究設備の利用、学生の参画、産学官連携体制の構築など大学のさまざまなリソースを活用して協力していく。また、地元の工業系大学として特色を活かしDEEP VALLEYでの中核である大学としてエコシステム構築に協力していく。


●株式会社トラストバンク

地域内の経済波及効果および地域基幹産業の活性化を目的とした産業振興・集積の仕組みづくりを支援する。また、「DEEP VALLEY Agritech Award 2019」では、ふるさと納税の寄附金を賞金に活用することで、同市の取り組みにかかわる。


●株式会社マイナビ

アグリテック集積戦略では、推進パートナーとしてこれまでの事業の強みである情報発信を軸にしながら、アグリテックコンテストの運営や深谷市内農業者向けのセミナーの開催などを担当する。



【深谷市が目指す「アグリテック集積都市DEEP VALLEY」】

  • 技術革新を得意とする企業と農業生産者がつながり合い、アグリテックが生まれ続けるまち

  • 国内外に向けて、農業技術の進化・変革を発信し続け、新たな農業の未来像や問題提起を提示していくまち

  • 「論語と算盤」の理念・価値観を尊重し、経済合理性と持続可能性を兼ねた新たな社会の在り方を実現するまち

  • 最先端の知識・技術を活用しチャレンジする若者が育ち、農業の担い手となる若者が生まれ続けるまち


【DEEP VALLEY実現に向けたアグリテック集積戦略】

1. 農業課題を集める

アグリテック企業に協力する農業者や実証フィールド、現場で起きている課題を集め、農業課題データバンクを創設する。


2. 解決する技術を集める

アグリテックコンテストを開催し先進的な企業を表彰し、製品化・事業化をオール深谷にて支援する。また、アグリテック企業と地域の農業関連企業や農業従事者との交流を促進します。


3. 農業課題と技術をつなげる

深谷市の農業課題と技術のマッチングや、農業者・企業の相互理解を促進する活動を行い、技術の活用や企業活動の定着化を推進する。


4. 取り組みをひろげる

集積戦略を推進するコンソーシアムの設立や、農業従事者・起業家をはじめ異業種交流の促進を図る。



なお、深谷市は本年10月に開催予定の「DEEP VALLEY Agritech Award 2019」のエントリーを応募している。


DEEP VALLEY Agritech Award 2019は、深谷市が抱える農業課題を解決する技術(アグリテック)を表彰する取り組みである。受賞者には、深谷市と多様な担い手が連携しながら実証フィールド提供や出資等を通じて全力で支援し、受賞者が深谷市さらには日本全国の農業課題の解決に向けて展開していけるように支援する。

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